公益財団法人 日本教育公務員弘済会鳥取支部
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鳥取教弘概要

ごあいさつ

公益財団法人日本教育公務員弘済会鳥取支部
支部長 前田厚彦

 日頃より弘済会事業の推進にご理解とご支援を賜っておりますことに感謝申し上げます。

 昨年度は、教育振興事業として、県内85名の高等学校や特別支援学校高等部などの生徒の皆さんへ奨学金(1人10万円)を給付することができました。また、小・中・義務教育学校へ教育図書を贈呈する事業(1校5万円以内)を新たに始めましたが、学校現場からの好評を受けて追加募集も行い、計61校に贈呈しました。未来を担う子どもたちに笑顔を届けることができました。

 福祉事業では、健康増進費用補助事業や指定宿泊施設利用補助など、多くの教弘保険加入会員の皆さまに心身の健康やリフレッシュのためにご活用いただきました。

 さて、令和6(2024)年度は弘済会鳥取支部にとって特別な年となります。昭和29(1954)年に設立されてから、今年の9月で創立70周年を迎えます。これだけ長く教職員の福祉の向上と、教育の振興に寄与し続けることができたのも諸先輩のご尽力と、皆さまのご協力の賜物だと改めて感謝申し上げます。
 「支え合い・助け合い」の理念で生まれた弘済会ですが、今、世界各地では紛争が相次ぎ、「連携」よりもむしろ「分断・対立」の動きが強まり、未来に暗い影を落としています。国内でも児童虐待や貧困、ヤングケアラーの問題など子どもたちを取り巻く環境は厳しさを増し、学校教育に求められる価値観も多様化しています。

 このような時だからこそ、私たちは弘済会設立の原点に立ち返り、「たすけあいの輪」を更に強く大きなものとし、教育振興事業や福祉事業を通して子どもたちや教職員の皆さまに笑顔を届ける取組を、決意を新たに進めてまいります。

 より一層のご支援ご協力をお願い致します。